2017年03月30日更新
- 鉄(2)
鉄の不用品は資源ごみか粗大ごみになります
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大きさで異なる処分方法
大阪で不用な鉄を捨てる方法は、サイズと状態によって違います。
なべや灰皿などの生活用品は、直径または最大の辺が30cm以下なら資源ごみ、それ以上だと粗大ごみになります。
この30cm以下には、フライパンの柄などは含まれません。
本体のサイズのみですから安心してください。
物干しざおのような棒状のものは、1m以下なら資源ごみ、1m以上なら粗大ごみになります。
ただし、本来30cmを超えなければ資源ごみになりますが、ダンベルのようなものは選別施設の破損の原因になるため普通ごみとして出さなければなりません。
また、30cm以上のものは粗大ごみとして扱われます。
品目によって普通ごみ、資源ごみ、粗大ごみと選別しなければならないため、不用品の処分はなかなか大変です。
便利なスマホですぐに情報収集
そこで、大阪市ではスマートフォン用のごみ分別アプリをリリースしています。
スマートフォンをお持ちの方は、ごみ分別アプリを利用すればおおよその分別方法を知ることができます。
スマートフォンをお持ちでない方、ごみ分別アプリを確認してもどのように分別すればいいのかわからない方は、粗大ごみ収集センターに電話をかけてみましょう。
捨てたい物の形態とサイズ等を伝えれば、粗大ごみかどうかを判断してもらうことができます。
同時に、粗大ごみの出し方も教えてもらえますから一石二鳥です。
ごみの処分方法としては、自治体の回収サービスを利用するのが一般的です。
しかし、鉄を処分するのであれば、売却することを検討されてみてはいかがでしょうか。
自治体の回収サービスで基本的に資源ごみとして扱われることからお分かりの通り、鉄は貴重な資源として扱われます。
そのため、スクラップ屋などに持ち込めば買い取ってもらうことも可能です。
粗大ごみとして捨てれば費用を支払わなければなりませんが、資源として売却すればお金をもらうことができるわけです。
売却するには”量が”必要
ただし、売却するためには、本当に鉄である必要があります。
銅やアルミ、ステンレスの場合は、それぞれ専門の業者を探さなければなりません。
金属なら同じなのではないかと思われるかもしれませんが、専門の業者に買い取ってもらうかどうかで買取金額がかなり違ってきます。
買い取ってもらうとしたら、専門の業者を探して買い取ってもらいましょう。
スクラップ屋はどのような地域にもありますから、大阪で見つけることはそれほど大変なことではありません。
個人でも買い取ってくれるのだろうかと不安に思われるかもしれませんが、ほとんどの場合誰でも買い取ってもらえます。
もちろん、個人お断りのところもありますが、だいたいのスクラップ屋は誰からでも買い取ってくれます。
買い取ってくれるからといって、フライパン1本を持って買い取ってもらいに行くようなことはやめておいたほうがいいでしょう。
スクラップ屋で買い取ってもらうとしたら、それなりに重量がまとまってからにしましょう。
買い取ってもらう場合は、できるだけ鉄とそれ以外の金属を分けるようにしてください。
スクラップ屋は専門の金属以外が混じっていることを非常に嫌うため、不純物が混ざっているとそれだけで買取価格がかなり安くなることがありますから気をつけましょう。
それぞれの金属に分別し、それぞれの金属を専門にしているところに持ち込むことが大切です。
分別をしっかりしておけば、個人でも思わぬ金額を手にできるかもしれません。
不用品として捨てればただのごみですが、必要とされるところに売却すれば資源として有効利用されるだけでなくお小遣い稼ぎまでできるのですからおすすめの方法です。
重量は少ないけれど引き取って欲しいという場合は、お金にはならないかもしれませんが無料で引き取ってもらうことができるかもしれません。
一度、近くの業者をリサーチしてみてはいかがでしょうか。