省スペースで済むけれど

2段ベッドは省スペースで済み重宝しますが、子どもが独立すると不用品になりますね。
また、子どもの部屋を分ける場合も見た目を考えると新しいものが欲しくなり処分に困ります。
今回は大阪市においてどのように処分すれば損をしないか考えます。
手っ取り早い処分方法は業者さんに引き取ってもらうこと
自治体に処分を依頼する場合、そのままで出すことはできません。
回収の予約を入れるのは簡単ですが、解体したり外に搬出したりするのは本当に骨の折れる作業で高齢になるほど辛いものです。
たとえ若くてもひとりで作業をするのは危険だし、家族に協力をお願いし複数で行わなくてはなりません。
また、決められた時間までに搬出するには出社準備や登校準備をする忙しい家族にその作業を手伝ってもらわなくてはなりません。
こう考えると手数料はかかるけれど業者さんに処分を依頼したほうが精神的に楽という考えもあります。
解体作業も迅速だし、プロなので家の壁や床を傷つけることはありません。

お金をかけたくない場合

リサイクルショップのなかには出張買取をされているショップもあります。
人気のメーカーで使用年数が浅い場合は買い取ってもらえる可能性があるので問い合わせてみましょう。
ただ、搬出運搬には手数料がかかるので差し引くとお金にならない場合は知り合いに譲ったほうが気持ちがいいですね。
作業を手伝ってくれる人がいる場合、親戚やご近所さんや友人の中で必要としている方がいないか声をかけてみましょう。
例えば春に小学生になるお子様がおられる方に声をかけると喜ばれます。
またリサイクルショップに売るタイミングも年明けから進学シーズン前ですよ。
いろいろ声をかけたけれど引き取り手が見つからない場合は行政に回収してもらいましょう。
電話、ファックス、ハガキで予約が可能で料金も良心的です。
問い合わせは月曜から土曜日の9時から17時までで、祝日も受け付けをしているのでお仕事をされていても電話をすることは可能です。
ここではお電話での予約についてご説明します。
まずは粗大ごみ収集受付センターに電話を入れ、希望日時を伝えます。
2段ベッドに後で付け足したマットレスについては本体と別料金なので、別々でリサイクル券を準備しなくてはなりません。
職員から手数料と受付番号のアナウンスがあるのでメモを取ります。
次に粗大ごみ処理手数料券をスーパーやコンビニで購入するのですが、おつりが出ないので該当する料金に見合った金額を購入しましょう。
忘れないうちに手数料券にお名前か受付番号を記入します。
もっと安上がりにしたい場合は予め予約を入れ工場へ直接搬入するという方法もありますが、お住まいの地域によって搬入先が異なります。
また、曜日と時間が限定されるのでその決まりに従える方のみおすすめします。

準備すること

2段ベッドは木製パイプ製に関係なく階段、頭と足元のボード、サイドフレーム、脚、底板で構成されており、これらをひとまとめにして紐などで結び手数料券を貼らなくてはなりません。
固定してあるビスを外すだけなので解体はとても簡単ですが、決して軽いものではなく、こういった作業で怪我をされる方も少なくありません。
少なくともふたり以上で作業を行うようにしましょう。
その際、毛布等を敷いておくと床が傷つきにくいです。
まずはそれぞれの底板を取り、上の段と下の段を分離させます。
あとはビスを外していくだけですが、プラスドライバーで外すタイプや六角レンチが必要なタイプ等、ビスは統一されていないので予め解体するベッドにどういった工具が必要か下調べをしましょう。
もしもビス頭が壊れていて回せない場合はつぶれたビス頭とドライバーの間に太めの輪ゴムをはさんでゆっくりと回し、摩擦を利用してみてください。
最後にひとまとめにして紐で結んで見えるところに手数料券を貼ります。
前日には玄関先に出しておき当日は9時までに家の前に搬出します。
助けが必要な場合
高齢であったり障がいを持っていたりする場合は大阪市の職員が搬出を手助けするというサービスも行っています。
これも予約が必要なので、お電話をされた際にその旨をお伝えください。
また、生活保護を受けている場合は手数料が免除されます。