意外と困っている人が多い電気毛布・ひざ掛けの処分方法
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電気毛布・ひざ掛けの交換周期
1枚あるだけでずいぶん暖かさが違う電気毛布とひざ掛けですが、長年愛用しているという方も多いようです。
あると重宝する暖房器具ですが、火災の原因や低温やけどの原因になることもあるため取り扱いには注意が必要です。
そのため、大阪をはじめとして全国の自治体、メーカーでも、適切な交換時期を守るようにアナウンスしています。
10年、15年と愛用している方も多いものの、実際メーカーが推奨している交換時期は2年から3年です。
長期間使い続けていると発熱・発火にもつながりかねないため、メーカー推奨の交換時期を守ったほうが良さそうです。
交換するのは面倒だからと使い続けていて、火事でも起こしたら元も子もありません。
電気で暖める家電なのだということを忘れないようにしましょう。
適切に交換するとして、不用品をどのように処分すればいいのか迷うところでしょう。
普通の毛布や布とは違いますから、気軽に捨てることができないと思うのも無理はありません。
電気毛布・ひざ掛けは何ごみ?
捨てるとしたら電気毛布やひざ掛けは何ごみになるのでしょうか。
自治体によっても違いますが、大阪では粗大ごみとして扱われています。
普通の毛布も粗大ごみなので同じように見えますが、普通の毛布の場合は4枚まで1束として回収してもらうことができます。
電熱線が入っていない普通の毛布は、ひとまとめに捨てることができるわけです。
粗大ごみとして捨てる場合は、直接処理施設に持ち込む方法と回収に来てもらう方法の2つがあります。
処理施設の直接持ち込む場合は、住んでいる区を担当している処理施設に持ち込みましょう。
混み合う時期は事前の予約が必要なので、持ち込む前に今持ち込んでも良いか電話で聞いてみましょう。
回収に来てもらう場合は、粗大ごみ収集受付センターで事前に予約をしなければなりません。
こちらで予約をしてもすぐに取りに来てくれるわけではなく、最短で4営業日最長で1か月ほど待つことになります。
粗大ごみ収集受付センターの事前予約の時に、受付番号と粗大ごみ処理手数料を聞いておきましょう。
粗大ごみ処理手数料券は、お近くのコンビニやスーパーなどで購入することができます。
購入して受付番号を書き、不用品に貼って捨てればOKです。
電気毛布・ひざ掛けをリサイクルする?
電気毛布・ひざ掛けはリサイクルしたほうがいいのでしょうか。
小型家電リサイクル法の対象になっているため、リサイクルしたほうが良さそうであることは確かなようです。
家電量販店などに回収ボックスがありますが、持って来て捨てるだけでもリサイクル料金が必要になります。
粗大ごみ処理手数料とリサイクル料金が同じくらいならいいのですが、リサイクル料金のほうがかなり高くなっています。
取りに来てくれるわけでもなく自分で運んで行くのにリサイクル料金が必要になるわけですから、粗大ごみとして回収してもらったほうが手軽でお得です。
多くの自治体が普通に粗大ごみとして扱っていますから、粗大ごみとして処分したほうがいいのではないでしょうか。
法律通りリサイクルされたとしても、再利用されるのは熱電線に使われている金属だけで他は粗大ごみとして処分されるためそれほど大きな差はありません。
それなら自分が手軽だと思える方法を選ぶほうがいいのではないでしょうか。