2017年08月30日更新
- タイヤ(5)
タイヤのチェーンは大阪の東淀川区でどうやって処分をするのか
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分別が難しいタイヤチェーン
タイヤチェーンは金属製やゴム製など様々な種類があり、ゴミの量の削減やリサイクル、環境保護などが叫ばれ、各自治体でゴミの分類ルールが複雑化、厳格化するなかで分別が難しいアイテムの1つとなります。
チェーンは自治体によって分類方法に差が出る1つであり、処分場の設備の違いやリサイクル方法の違いによって大きく分かれます。
たとえば、金属製なら小さな金属類として資源ごみになったり、ゴム製なら燃えるゴミ、一定以上のサイズなら粗大ごみとか、プラスチック製なら資源ごみであったり、自治体によっては燃えるゴミなど地域ごとに大きな差があります。
大阪の東淀川区の場合、最大の辺または径が30センチを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えると粗大ごみになるため、径が30センチを超えるものが多いチェーンの場合は粗大ゴミのケースが多くなります。
大阪市東淀川区に県外から引っ越された方などは、以前お住まいの自治体とは分類方法や処分法が異なりますので注意しましょう。
粗大ごみの場合、粗大ごみ収集受付センターに電話をかけて収集日を予約し、処理手数料券取扱店にて所定の手数料分のシール式の券を購入し、貼り付けたうえで、予約した日の午前9時までに家の前に出しておけば回収してもらえます。
もらってくれる人や売れるか検討
粗大ごみの場合は燃やすごみや資源ごみなどと異なって、料金が有料となり、事前予約制の個別回収となります。
大阪市での回収となりますので費用が高いわけではありませんが、手数料を払うことに抵抗がある方や、簡単ではありますが、わざわざ粗大ごみ収集受付センターに電話をかけて予約をとるのは面倒と思われる方もいるかもしれません。
もし、まだ使える状態で処分を検討するのであれば、ご近所やお知り合いで使う人がいないか確認するといいでしょう。
有効活用してもらえれば、費用をかけて捨てたり、利用し慣れない初めての場所に電話を掛ける手間も省けます。
また、ネットオークションの経験があるなら、気軽に出品して売れるか試してみるのも1つの方法です。
売れそうにない場合には
金属部分が破損して切れている、ゴムチューブが破れているなど、使い物にならずに処分を検討されていた場合には、誰かにあげたり、売ることは難しくなります。
また、破損したことで分解するなどして、径や長さが30センチを下回る場合には粗大ごみではなく、それ以外の地域のごみとして出すことも可能となります。
その場合には素材の種類に応じて適切なゴミの日に出す必要がありますが、分別を間違って出すと回収してもらえず、集積所にポツンと残されてしまいます。
恥ずかしい思いを避けるべく、分類に迷ったら大阪市東淀川区役所に電話をかけて、いずれに分類されるか確認すると安心して出せます。
分別に迷うからこそ民間業者に相談したい
手間をかけて分別するのが面倒という方や、雪国から引っ越されてくるなどして使わなくなった大量のチェーンを処分したいという場合は、民間業者に相談するのも1つの方法です。
購入したタイヤショップやカー用品店に相談したり、近隣の中古車販売店や車の整備工場、リサイクルショップなどに立ち寄りついでに確認してみるのもおすすめです。
状態が良ければ買取などをしてもらえる場合や、無料で引き取ってもらえることもあるためです。
まだ使えるなら不用品買取業者に相談
近くに買取をしてくれそうな中古車販売店やカー用品店がない、わざわざ来店して相談するのは面倒という方は、出張買取サービスを行っている不用品回収業者に問い合わせてみましょう。
買取に対象品になっているかを確認し、メーカー名や型番が分かれば伝えることで、およその買取価格が分かります。
実際には状態を見て値段が決まりますので、出張査定により買取ができない場合も生じます。
もっとも、出張費や査定料はかからない業者がほとんどなので、もし買取ができなくても損をすることはありません。
一方で、値段が付けば、その場で現金と交換で引き取ってもらえるのでお得で便利です。
無料引取りができる場合も
タイヤのチェーンは素材の種類によっても異なりますが、金属製であれば鉄くずやその他の金属として、まとめて専門業者に売却してリサイクルすることもできます。
ゴム製やプラスチック製の場合でも、資源のリサイクルができるものであれば、製品としては値段が付かなくても、無料で引き取ってくれる業者もあります。
粗大ごみとして有料でわざわざ予約をとって回収してもらったり、分類に迷うなら無料引取りしてもらったほうが楽です。
それぞれの考え方やニーズに合わせて、方法を選びましょう。