大阪市での消火器や自動車などの大型廃棄職分品の引き取り
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リサイクル社会へ向けて
日常生活を行っていても、不用品というのは常に発生します。
ミニマリストといわれる人たちでは部屋に生活上の必要最低限の物だけを購入して設置しているなどさすがに物が少ない人もいらっしゃいますが、そういった方はやはり例外です。
ゴミの排出量の日本全体量を見てみると、年間で約5000万トン、およそ東京ドームに換算すると約140個分ものゴミが家庭から排出されている計算になります。
この量は、人間1人が1日に約1Kgのゴミを出していることとなり、このためゴミの焼却、埋め立てなどを行っています。
その結果が東京湾に浮かぶ埋め立てでできた島、通称夢の島などといった形です。
島ひとつがゴミで出来ているとは信じられないほどの量が出ていることになります。
焼却できるゴミはもちろん焼却しますが、その焼却では二酸化炭素などが多く排出されてしまいます。
それが原因となり地球の温暖化や、公害などが問題視され、二酸化炭素の排出量を制限する政策も打ち出されています。
こうした悪循環に歯止めをかけられる方法の一環として3Rが謳われています。
不用品のリサイクル~3R~
3RとはReducu Reuse Recycleの頭文字をとった言葉で、リサイクルをできるものはリサイクル、不用品などの再利用できるものは再利用しようという試みです。
家庭で排出されるごみのうち資源として再利用されるのは、総排出量のたったの15%ほどにしかすぎません。
そのゴミそのものを減らしていく活動と共に、資源として再利用できるようにする活動が重要です。
こうしたリサイクル活動ができ、ゴミ量を減らし、廃棄物を再利用できる物質の循環を促し環境への負荷を軽減できる社会が循環型社会です。
こうした取り組みは日本全国でも行われています。
行政の引き取りもそうですが、最終的にはリサイクルなどへ回ったり、削減していく仕組みが作られています。
処分しにくいリサイクル品
その中でもやはり家庭における一般的な廃棄物はご家庭の中でも頭を抱える悩みどころでもあります。
その中でも大型で、かつ処分のしにくいものでは自動車と消化器が挙げられます。
例えば消化器では、新築住宅の購入や中古住宅などでもそうですが、火災に対する設備として簡易的な消化器や瞬間火災防止アイテムなどを常備している人も増えました。
しかし消火器はその使用期限が定まっており、使用期限を過ぎると最悪使えないケースもあります。
そのため定期的に交換したりするのですが、その際に処分に困ってしまいます。
ガス管などはガス抜きしてしまえば廃棄できますが、消化器は中身を抜くことができません。
また自動車の処分でも同様です。
よく不動になってしまい、廃車手続きだけ行い、自宅に庭などに放置というケースも目の当たりにします。
動かないのでもって行こうにも持って行けないという現実があります。
かといってレッカーしてしまうと費用がかかってしまうということになるので放置しているケースもあるでしょう。
処分しにくくても正規の手続きできれいに処分しましょう
こうした不用品については専用の手段を用いないとならないなど特殊な方法が必要となります。
消化器は実は製造会社やリサイクル推進センター、あるいは専用の会社が引取りを行っているので、きちんとした手続きを行う必要があります。
自動車においてもリサイクル業者があり、依頼することで無料引取りをしてくれたりします。
自動車は部分部分などのパーツを取ることでリサイクル、輸出が可能ですので場合によっては買い取りになることもあるでしょう。
もちろんこうした引取り、買い取りは行っている行政など自治体によって変わってくることがありえます。
例えば大阪では先ほどの2種類は引取りをしていません。
各自治体のホームページから確認することをおすすめします。
こうした正式な手続きを踏まえて活動していくことで環境を守っていくこと自体に繋がります。
さらに自宅の不用品も整理できて一石二鳥にもなります。
ぜひ行政の制度や、回収業者の情報を集め、リサイクルを行える活動を推進していきましょう。