断捨離で難しいのは「本の処分」より「本棚の処分」

世間では、数年前から断捨離ブームが続いています。 なかなか処分できずにいた大量の本を思い切って処分しても、本棚が残ってしまった場合はどうすればいいでしょうか。 本棚は、使用目的が狭い家具になります。 日曜大工を趣味にされている方なら、再利用も可能かもしれません。 しかし、この際思い切って処分し、すっきりした部屋で暮らしたいと考えている方はどうすればいいでしょうか。 大阪の自治体の粗大ごみに出せば、費用は無料か数百円程度で済む場合がほとんどです。 しかし、回収日が決まっており、回収場所まで自分で運ばなくてはなりません。 一人で運ぶことは難しく、人手を頼まなければならないことがほとんどです。 本を処分するよりもずっと手間がかかります。 そんな時は、不用品回収業者に依頼すると引き取りに来てくれるので、手間がかからずに便利です。 インターネットなどで探せば、自宅近くの業者が見つかるでしょう。

不用品回収の見積もりを依頼するときの注意点

まず、回収費用がどれくらいの金額になるのかを、一社だけでなく数社から見積もりを取るほうがよいでしょう。 その時は、本棚の状態、回収場所の状況も詳しく伝える必要があります。 マンションなどの高層階からの回収の場合は別途、搬出・運搬費用などが必要な場合もあります。 搬出経路も業者と打ち合わせをして、オートロックの解除などが必要な場合はそのことも伝えておくといいでしょう。 また、回収費用無料となっていても、人件費など別の費用がかかる場合があります。 回収日はこちらの都合に合わせてくれますが、候補日をいくつか用意しておくとスムーズに決めることができます。 まずは、しっかりと見積もりを取って比較検討をしましょう。 面倒ではありますが、あとでトラブルになるのを防ぐために、信頼できる業者を選択することは大切です。

回収だけでなく買取を行っている業者もあります

比較的新しい場合や破損や傷などがなく使用に支障のない場合、カリモク、カッシーナ、ドマーニなど有名メーカー品や北海道民芸などは、回収だけでなく買い取ってくれる業者もあります。 見積もり依頼をするときに一度相談してみましょう。 中古品買取の場合は見た目の美しさが重要視ますので、きれいに掃除をしておいた上で買取依頼をするといいでしょう。 また付属品やメーカー保証書のある場合は用意しておきましょう。 これらが揃っていると買取査定に影響する場合があります。 大切にしてきた本棚ですから、少しでも高く買い取ってもらえるよう最後のお手入れをしましょう。 大阪には不用品回収業者もたくさんありますので、見積もりだけではわからないこともあります。 もしも近くに、最近不用品を回収してもらった人がいれば話を聞かせてもらうといいでしょう。 回収費用の相場や、当日の段取りなどの情報が得られるかもしれません。 断捨離をしてすっきりした部屋にポツンと残されてしまった愛着のある本棚、いざ手放すとなるとやはり寂しいものです。 その気持ちを大切にして、ものを持つことの意味をしっかり考えて生きていきたいものですね。