未開封のゲームソフトが売れない理由

ゲームの特典が欲しくてソフトを複数購入したものの、ゲームをするには一つあれば十分なので他はいらないという場合、ごみとして処分する人はまずいません。 大阪に住んでいるからこの界隈で売りに出そうと考える人の方が多いでしょう。 しかし、ゲームソフトの不用品買取も一定のルールがあり未開封の場合は買取が出来ないという事情が存在しています。 これは大阪に限らず全国的にあるケースであり、大阪の買取専門店が特別厳しいというわけではありません。 何故このようなことになっているのかを説明すると、未開封のゲームソフトを売りに出すというケースで考えられるのは盗品である場合です。 普通に考えるとソフトは一つあれば良いのですから複数を一人で持っているというのはおかしなことと言えます。 勿論ファンであれば特典目当てに複数購入することも考えられますが、売りに来たその人が盗品を売りつけようとしているのか特典が欲しくて複数購入したのかを見極める目は店側にはないのです。

何故未開封のゲームソフトを買取してもらえないのか

未開封であるから不用品買取が出来ないと断られた場合、状況によっては警察を呼ばれることもあります。 これは迷惑な客だから警察を呼んだというわけではなく、古物営業法に不正品であると認められる場合はただちに警察に連絡をしなければならないという定めがあるからです。 つまり未開封のゲームソフトを持って不用品買取の依頼をしに来た客は不正に入手をした可能性があるわけですから、怪しい条件を揃えた時点で警察に連絡をする義務が法的にあるのです。 大手の中古品買取店でかつて盗品を買い取ったという届け出をせず、行政処分の対象になったという過去があるため同じことを繰り返さないようにとかなり厳しく対処をしています。 また、大手の買取基準としては怪しいと判断したら査定額をつけないとしているため、正規の方法で入手をした場合であっても断るという方法を採っていることが多いのです。 ただ、大手であっても全く理解がないかと言えば決してそうではなく、一定の理解を示してくれるところはあります。

未開封のゲームソフトを売りに出すには

では売るためにはどうしたら良いのかと言うと、開封をすれば問題はないことになります。 盗品かどうかを見極める根本的な解決にはならないのですが、それでも未開封であることが怪しいと思われる要因になるのならば開封してしまえば売れないという事態にはならないのです。 新品であっても購入をして売りに出した時点で扱いは中古に変わりますから、開封していてもしていなくても査定にはあまり関係はありません。 開封したソフトの状態が綺麗であって取扱説明書などの付属品がきっちり揃っていることが一番重要ですから、開封をしてしまいましょう。 未開封でも買い取ってくれるのは、不正に入手をしたものではないという証明がきちんと出来る場合です。 購入した時のレシートを持っている、ネットで注文をした場合は注文をしてお金を払ったという証明が出来るという時だと不正ではないと判断して買い取ってもらえることがあります。 しかし、不正品ではないという証明を認めているところはそれほど多くはなく、特典目当てに購入をしたことに理解を示してくれるお店でなければなりません。 買取もしてくれるお店で購入をした後にゲームソフトだけ売れないかを聞いてみるとスムーズに通る可能性は皆無とは言えません。 たった今購入をしたばかりでお店の人が実際に受け渡しをしているのですから、不正品ではないことを他の誰でもないお店の人が証明しています。 購入と同時に買取が出来るかどうかだけでも打診をしてみても良いでしょう。

売る時に注意したいこと

売りに出す時に注意をしたいのは、同一のソフトを複数個持っていくことです。 いくら特典目当てで購入をしたと言っても複数持って売りに来るのはおかしいと思うのが法的な観点に基づくと普通になってしまいますから、面倒でも別のお店で一つずつ売った方が良いでしょう。 同じ店でも店舗を変えて売りに出すなどした方がスムーズに売りに出せると言えます。 また売りに出すタイミングは出来るだけ早い方が良く、数日経つと価格は落ちていきますから不用品買取を検討しているのであれば、なるべく早く売るようにしましょう。