2017年03月29日更新
- 車椅子(6)
いらなくなった車椅子の処分方法について
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粗大ゴミの処分ならまずは自治体に確認を
江坂町は大阪府吹田市に属しています。
よって、吹田市のごみ処理方法に従って行動することになります。
車椅子は粗大ごみ回収される地域がほとんどです。
吹田市では粗大ごみは大型複雑ごみに分類されます。
どの地域でも粗大ごみを処分する際は手数料を支払わなければいけませんが、ここでは回収してもらうための電話をすることもごみ処理券を買う必要もありません。
無料で引き取ってくれます。
自分で不用品と書いた紙を処分したいものに貼って所定の場所に置いておけばいいだけです。
車椅子は解体をする必要もないのでほとんど手間がかかりません。
大型複雑ごみは月1回の収集となっており、朝8時までに収集場所に持って行かなくてはいけません。
また、地域ごとに収集日が異なるので、自分がどの区域に属するのかしっかり確認しておきましょう。
居住者の多いエリアならではのサポート体制
吹田市では安心サポート収集というサービスを行っています。
自分でごみを持っていけない方、例えば要介護認定、障がい者認定を受けている、病気やけがで一時的に動けないなどの理由があるひとは、申し込みをして許可が下りれば市職員が自宅まで回収に来てくれます。
市に回収してもらう他にも寄付をする方法もあります。
日本はすでに高齢化社会に突入しています。
老人ホームがたくさん建設され、デイケアサービスも増加しています。
そんな中、車椅子の需要は格段に高まっているでしょう。
また、病院では高齢者だけではなく病気の人達にも対応しないといけません。
なので、できるだけたくさん保管していなければいけないでしょう。
特に、折り畳みタイプであれば保管場所も確保しやすく、持ち運びにも便利なので一番必要とされるものです。
まだ使えそうだと思ったら寄付を考えてもいいかもしれません。
吹田市の社会福祉協議会では、車椅子の寄付を受け付けているので問い合わせをしてみてください。
また、民間で引き取ってリサイクルしてくれるところもあります。
こちらでは自分で梱包をして送る必要があります。
送料を負担しなければいけませんが、このお金が支援金として海外途上国に送られたり、国内の学校や病院などの施設に寄付されるのです。
引き取られた車椅子の行方
本体は現状のまま使えるかどうか確認をしてから、可能な場合は福祉施設、学校、研究機関、地域の団体、NPO、個人の希望者などの幅広い所に送られます。
痛みが激しく再使用できないものは、分解されて金属部分などは資源として再利用されます。
車椅子はごみとして処分される場合が多いのが現状としてあります。
まだまだ使えるものの多くが廃棄されていますが、これをきれいに整備し直せば新たな人の手に渡り、環境を守ることにもなり資源の無駄遣いを減らすことができます。
そして、その整備されたものは国内だけではなく世界各地に送られています。
また、各市町村では貸し出しを行っている場合があります。
地域ごとに貸し出し内容が異なるのでホームページや広報などで確認してみてください。
短期間であれば購入するよりも借りたほうが便利な場合もあります。
吹田市の場合、通院や外出する時に自分で歩くことが困難なひとには寄付されたものを使って貸し出しを行っています。
市内に在住しているひとで条件を満たした場合に無料で借りる事ができます。
期間は3か月以内で更新することもできます。
また、お金はかかりますが民間でも貸し出しをするサービスを行っている会社もあります。
次のものに切り替える時は、購入以外にも方法があることを覚えておいてください。