電化製品を捨てる時のルール
A3サイズをコピーできるインクジェットやレーザープリンターなど、業務用としてよく利用されているサイズのコピー機をしたいという場合、重量が大きな物も多く、簡単に搬出もしにくいうえ、事務所など業務用として使っている場合には産業廃棄物としてルールに則った処分が必要になります。
具体的には産業廃棄物処理業の許可を行政から得ていることが必要で、一定の要件と業務ができる体制を整えて、大阪府知事または政令指定都市である大阪市から許可を得ている業者に不用品として処分を依頼する必要があります。
A3サイズは選挙のポスターが印刷できる大判サイズで、その印刷ができるコピー機ですので購入時の価格も高く、投資費用を回収したいという希望を持つ事業者が多い一方で、ポスターや大判の写真などを印刷できるコピー機を格安で購入したいというニーズもあります。
買取可能なケースも多いコピー機
そこで、不用品回収業者の中には買取をして再販ルートを通じて売却したり、自ら中古品の販売業務を営んでいる業者もあります。
買取を行う場合には古物商の許可を得ている業者である必要があります。
実際に買取ができるかは、そのコピー機のメーカーや機種、製造年や現時点での作動状態や見た目のキレイさなどの状態に左右されます。
もし、買取ができない場合には、費用を支払って処分してもらうことが必要になります。
そのため、スムーズに目的を達成できるよう、産業廃棄物処理業の許可と古物商の許可の両方を得ている業者を探すと、買取ができる場合には買取の手続きを、買取ができない場合には有償での回収をしてもらえてワンストップ手続きができるのが便利です。
もっとも、買取も回収もできる業者も大阪には複数存在しており、それぞれ査定額や処分費用が異なるのが一般的です。
そのため、投下資本の回収を目指し、査定額に納得がいかないといったケースや、処分費用が高過ぎるのではと感じた時には、幾つかの業者から見積もりをとったり、査定を受けて比較検討し、納得のいく業者に依頼するのがおすすめです。
通常、査定や見積もりは無料で行っており、コピー機の機種名などを伝えて机上見積もりを受ける場合はもちろん、実際に事務所に来てもらって査定や見積もりをしてもらっても、それだけでは料金はかかりません。
出張料や見積料、査定料は無料なのが一般的で、もし、金額や費用に納得がいかず断ったり、他の業者との比較をしたいと保留しても、手数料などは発生しないのが一般的ですので、気軽にじっくり検討することができます。
もっとも、業者ごとに対応は異なりますので、問い合わせの際に見積もりや査定に料金が発生するか、断った場合の対応をよく確認してから、訪問査定や見積もりを依頼すると安心です。