フライパンとゴミの種類
ホーローは、鉄やアルミニウムなどの金属の表面にガラス質の釉薬を吹き付け、高温で焼き付けたものです。
純白に輝くホーローの容器は、美しいだけでなく密閉性もあるということで多くの方が使用されています。
容器だけでなく、フライパンや鍋など調理器具にも多くのホーロー製品があります。
見た目が非常に美しいため、ラインで揃えられている方も多いのではないでしょうか。
しかし、どのような美しい調理器具であったとしても、使っているうちにやがて古くなり焦げつくなど使い勝手が悪くなります。
新しいものと買い換える場合、古くなり不用品となったホーローのフライパンはどのように処分すればいいのでしょうか。
不用品の処分方法は自治体によって違います。
大阪市では、フライパンは資源ごみに分類されていますが、ホーロー製品は普通ごみに分類されています。
資源ごみなのか普通ごみなのか迷うところでしょう。
この場合は、サイズによって判断しましょう。
柄の部分を除いて30cm以下であれば普通ごみとして出し、30cmを超える場合は粗大ごみとして出してください。
普通ごみの収集は週に2回あり、収集日は区によって違います。
自分がお住まいの区の普通ごみの収集日をチェックしてみましょう。
普通ごみとして出す場合は、中身の見える透明か半透明のごみ袋に入れて出してください。
中身が見えることが大切ですから、間違っても見えないようにと新聞紙などでくるんで出すようなことはしないでおきましょう。
普通ごみの収集日の午前9時までに出せば大丈夫ですが、前日の夜に出すのは慎むべきでしょう。
前日の夜からごみが出されていては、ごみ収集所付近のお宅の迷惑になってしまいます。
他のごみの収集日と重なる場合は、他のごみと間違われないように少し離して出してください。
大きなものは勝手に捨てないように注意
柄の部分を除いても30cmを超える場合は、粗大ごみとして処分しなければなりません。
粗大ごみの申し込みと料金の問合せは、すべて粗大ごみ収集受付センターが行っています。
不用品として回収したもらいたい場合は、事前に粗大ごみ収集受付センターのフリーダイヤルに電話をかけて事前申し込みをしましょう。
携帯電話やスマートフォンから電話をかける場合は、通話料金が必要ですから注意してください。
粗大ごみ収集受付センターの受付日は、月曜日から土曜日までです。
祝日でも申し込みは可能ですが、日曜日は受付は行っていません。
ただし、12月29日から1月3日までの年末年始の期間中はお休みになります。
大掃除などで粗大ごみが出た場合は、早めに申し込みを済ませておきましょう。
受付時間は午前9時から午後5時までですが、月曜早朝や祝日の翌日は電話がかかりにくくなっています。
電話がつながらない場合は、時間をおいてかけなおしてみましょう。
受付では、お名前・住所・連絡先・捨てたい品目などを聞かれます。
受付が済むと、収集日・料金・受付番号が伝えられます。
これらはとても大切な項目ですから、忘れたりしないようにメモなどに残しておきましょう。
適切な処分方法
料金がわかったなら、近くの取扱店でごみ処分手数料券を購入してください。
手数料券には、受付番号などを記入する欄があります。
必要事項を記入して、収集日当日、収集時間までに捨てたい不用品をごみ収集場所に出しておけばごみ出しは終了です。
ごみ出し手順が面倒だという方は、お近くのごみ処理施設に持ち込んではいかがでしょうか。
市民であることを証明するものを持っていて受付時間内であれば、ごみ処理施設で受け付けてもらうことができます。
直接持ち込む場合は、事前に持ち込んでいいかどうかごみ処理施設に問い合わせてみましょう。
ごみ処理施設に直接持ち込めば、粗大ごみの手数料より安く済むかもしれません。
粗大ごみとして捨てるのは面倒だから、普通ごみとして捨てたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ルールはルールですから、市民として大阪に暮らす以上ルール通りにごみ出しをしましょう。
明らかにサイズが大きいのに普通ごみとして出したりすると、収集してもらえずそのまま放置されることもあります。
ルールを守ってきちんとごみを処分し、毎日気持ちよく暮らしましょう。