不用品回収、粗大ごみ処分お役立ち情報【MASA】

エアコン・コンプレッサーの不用品の処分方法

家電リサイクル法の対象となる4品目

ごみの減量と環境保護のために、日本で家電リサイクル法が施工されてからかなりの年月が経ちました。
家電リサイクル法の仕組みをご存知ない方でも、家電リサイクル法の対象になっている4品目を回収してもらうにはリサイクル料金が必要になることはご存知でしょう。
家電リサイクル法対象4品目の中にエアコンも含まれています。
コンプレッサーはそのエアコンの中に入っている部品で、ヒートポンプという層地の中で冷媒を圧縮する機能があります。
このコンプレッサーには貴重な金属が使われているため、リサイクル工場に運ばれると解体されリサイクル素材として生まれ変わるのです。
不用になった製品はリサイクル工場でリサイクル素材になり、再製品化されまた製品として利用されることになります。
それでは、不用品になったエアコンはどのように回収してもらえばいいのでしょうか。
大阪市ではどのような方法が考えられるのでしょうか。

買い替えなら販売店に

古くなったり故障したエアコンを買い替えるのなら、購入予定の販売店に依頼しましょう。
購入予定の販売店は、ユーザーから古い製品の引き取りを依頼されたならその依頼に応えなければなりません。
家電リサイクル法でそう決められているのですから、買い替えを考えているユーザー安心して依頼しましょう。
一般的に天井か天井付近に設置されることが多いため、一般の方が自分で取り外すのはかなり大変です。
室外機に冷媒のフロン類を回収する必要もありますから、知識のないユーザーが気軽に取り外せるものではありません。
自力で処分しようとするのではなく、知識のある販売店のスタッフに任せましょう。

買い替えでない場合は

買い替えなら新たに購入予定の販売店に依頼すればOKですが、買い替えでない場合はどうすればいいのでしょうか。
その場合は、処分したい製品を購入した販売店に相談しましょう。
古い製品を処分したいだけの場合、鋼管を通していた穴をどのように塞ぐかという問題もあります。
壁に穴をあけたままにはできませんから、きちんと修復しなければなりません。
不用意に取り外して穴を放置することになっては大変ですから、処分したい製品を購入した販売店に任せるのが一番安全な方法です。
それでは、購入してから期間が経ってしまったため購入した販売店を忘れてしまった、販売店が廃業してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

メーカーに依頼する

購入した販売店がわからない、または販売店が廃業してしまった場合は、製造メーカーのサポートセンターに連絡してみましょう。
室内機の下側か室外機の側面に書かれているメーカー名をチェックしましょう。
メーカー名がわかったなら、サポートセンターの電話番号を調べて連絡してください。
サポートセンターに相談すれば、どのように回収を依頼すればいいか教えてくれます。
製造メーカーには販売した製品を収集・リサイクルする義務がありますから、ユーザーから依頼されれば収集・リサイクルを行わなければなりません。
全国のユーザーから依頼があるため引き取りに来てもらうまでに少し時間がかかるかもしれませんが、必ず引き取りに来てくれますから心配する必要はありません。

自分で指定引き取り場所に持って行くことはできる?

販売店や製造メーカーに依頼すると、リサイクル料金と収集・運搬費用を支払わなければなりません。
指定引き取り場所に自分で持って行けば、リサイクル料金を支払うだけでOKです。
エアコンの取り外しはなかなか面倒なものですが、ユーザーが自分で取り外し指定引き取り場所に持って行くことはできるのでしょうか。
フロン類の回収は、コツさえわかれば誰にでも行うことができます。
ただ、天井付近に取り付けられている重たい室内機を、取り外すのはかなり危険を伴います。
脚立の上で重い室内機を支えるのは慣れなければ男性でも難しいかもしれませんが、それができるのなら取り外すことは可能です。
指定引き取り場所に持って行くとしたら、ワイヤレスリモコン、取り付け金具なども一緒に持って行きましょう。