エアコンのコンプレッサーが壊れたなら買い替えをおすすめします
- 102view
経年劣化の前に買い替えを
エアコンの寿命は10年ほどだと言われていますが、コンプレッサーが故障した場合は寿命を待たず買い替えをおすすめします。
コンプレッサーを交換するだけでも本体を購入するのと変わらない金額が必要な上、冷媒ガスが不足していれば充てんしなければなりませんが冷媒ガスの価格もバカになりません。
せっかく修理したとしても、他の部分に経年劣化が起これば買い替えをしなければなりません。
それなら、最初に故障した時点で買い替えたほうがお得です。
他に不具合がないのであれば修理すればいいと思いがちですが、それほど簡単に行かないところが悩ましいところです。
最近の家電は精密機器になったため、寿命でなくてもいろいろな不具合が起こることがあります。
修理を2回すれば新品を購入したほうが安上がりになってしまいますから、1回故障が起こった時に買い替えてしまいましょう。
そうすれば、後になってあの時買い替えておけば良かったと後悔することもありません。
エアコンは家電リサイクル法の対象品目に含まれているため、大阪市では回収を行っていません。
代行も受け付けていませんから、自分自身で家電リサイクル法に沿って処分しましょう。
家電リサイクル法とは
家電リサイクル法とは、家電に含まれているレアメタルや優良素材を有効に再利用するための法律です。
リサイクルするための費用は、ユーザーとメーカーが負担しなければなりません。
そのため、不用品を回収してもらうためには、定められたリサイクル料金を支払う必要があります。
家電リサイクル法に沿った不用品の回収方法には3通りあります。
もっとも一般的な方法は、新しく買い替える予定の販売店に引き取ってもらう方法です。
この方法なら、新しい製品を届けてもらった時に古い製品を引き取ってもらうことができるため別々に対応する必要がありません。
新しい製品を届けてくれたスタッフが、取り外しや撤去、処分まですべて行ってくれますからユーザーはほとんど何もする必要はありません。
新しい製品が届く前に少し掃除をしておけばいいだけです。
もう1つの方法は、製品を購入した販売店に引き取りを依頼する方法です。
販売店が遠かったとしても、販売した店には依頼されれば引き取る義務があります。
それは製造メーカーも同じで、ユーザーから引取依頼があれば収集・処分しなければなりません。
新たに購入予定の販売店に相談するか、捨てたい製品を購入した店に依頼するか、製造メーカーに問い合わせるか、家電リサイクル法に沿った基本の処分方法はこの3つになります。
もし、自分で取り外すことができるなら、家電リサイクル券センターの指定引取場所に持って行けば引き取ってもらうことができます。
必要なリサイクル料金は、郵便局で家電リサイクル券を使い振込めばOKです。
家電リサイクル券と不用になったエアコンを持ち、指定引取場所に行きましょう。
家電販売店に相談
エアコンを自分で取り外すといってもなかなか大変です。
特に、コンプレッサーが故障していてはポンプダウンをすることもできません。
冷媒ガスが残ったままではよくありませんから、ポンプアウト運転で冷媒ガスを回収することになります。
どうやっていいかわからない方は、家電販売店に相談してみましょう。
家電販売店のスタッフなら、こういったことには慣れていますから、安心して任せることができます。
知識がないばかりに、冷媒ガスをまき散らしてしまうという事態を避けることができます。
冷媒ガスは目には見えませんが、地球環境を守るためにはできる限りまき散らさないようにしなければなりません。
しっかり回収するつもりなら、エアコンやコンプレッサーに詳しい家電販売店のスタッフに任せるのがもっとも良い方法でしょう。
目に見えない冷媒ガスのことですから、どれだけ集めることができるかは技術と良心にかかっています。
同じ土地でずっと家電販売店を営んでいて、地球環境の保護への意識が高ければきっと誠心誠意取り組んでくれることでしょう。