不用品になったこたつとふとんは市に回収してもらいましょう
- 90view
温かくなると不用になる季節家電
冬の寒い季節には、こたつに入って温まりながらみかんを食べていると日本人で良かったなという気持ちになります。
しなければならないことがいろいろあるのに、そのままずっとのんびりしたくなるから不思議です。
しかし、春の日差しが日に日に強くなり、暖かくなると邪魔になってしまうのも毎年のことです。
部屋の中に陣取っていたこたつやふとんが不用品になったとしたら、どのように処分すればいいのでしょうか。
大阪市では、両方とも粗大ごみとして回収してもらうことができます。
ただ、不用になったからといって、連絡すればすぐに取りに来てくれるわけではありません。
一連の手順を踏めば、早ければ4営業日、遅くとも1か月以内には処分することができます。
その手順とは、まず粗大ごみ収集受付センターに連絡をしなければなりません。
ここではどこの住民でなんという名前か確認され、どのようなものを引き取ってもらいたいのか聞かれます。
引き取ってもらいたい品目を伝えれば、1個あたり1つずつ受付番号と処理手数料を教えてもらえます。
ふとんは4枚1束でまとめて手続きすることができますが、4枚ごとに受付番号が必要ですから注意しましょう。
ただ、ひとまとまりだとわかるように、ちゃんと束ねておく必要があります。
受付が済んだなら、今度は近くのお店で手数料券を購入します。
コンビニやスーパー、郵便局など、ほとんどのお店が手数料券を扱っていますから、一番行きやすいところに行って尋ねてみましょう。
手数料券はシールになっていますから、受付番号を書いて不用品にペタっと貼ればOKです。
後は、収集日に指定の場所に運び出せばいいだけですが、嵩張って重い物ですから運ぶ時には注意しましょう。
特に、江坂あたりは繁華なところですから、往来の邪魔にならないように注意して置くようにしましょう。
もしかして小型家電では?
こたつは小型家電なのではないかと思われた方もいらっしゃるでしょう。
確かに小型家電ですし、小型家電リサイクル法の対象品目にもなっています。
ただ、大阪市では粗大ごみとして扱われるため、粗大ごみとして回収してもらうことができます。
それに、小型家電リサイクル法の対象になっているのは、ヒーターの部分だけです。
つまり、小型家電リサイクル法に沿って捨てなければならないのは、熱を持って暖かくなるヒーター部分だけです。
他の部分は家電ではありませんから、普通に粗大ごみとして捨てれば問題ありません。
ヒーターの周りをチェックしてみれば、簡単に取り外しができることがわかるでしょう。
ヒーター部分だけリサイクルするのであれば、取り外して近くの回収ボックスまで持って行きましょう。
引き取ってもらうにはリサイクル料金が必要ですから、リサイクル料金を用意しておくことも忘れないでください。
粗大ごみとして捨てる場合は、1台のこたつとして捨てることができますが、ヒーター部分を回収ボックスに持って行くのなら別です。
本体には粗大ごみ処理手数料が、ヒーター部分にはリサイクル料金が必要になります。
ヒーター部分は簡単に取り外せますから、思いのままの方法で処分しましょう。
もしかして分解できる?
ヒーター部分だけ回収ボックスに持って行き、こたつ本体とふとんを小さく分解すれば普通ごみとして捨てられるのではないかと思われるかもしれません。
確かに、足の部分をはずせばただの板ですが、どれくらい頑丈にできているかによって分解の難易度が違ってきます。
フレームが細ければ簡単に切断できるでしょうが、太く頑丈なら本格的なノコギリが必要になるかもしれません。
ふとんはハサミを使えばかなり小さく裁断することができますが、ホコリなどが広範囲に舞う可能性がありますからマスクを装着するなどして健康に配慮しましょう。
どちらの小さく分解したとしても、資源ごみではなく普通ごみですから間違えないようにしてください。
十分に小さく分解できれば、透明のごみ袋に入れて収集日に指定の場所に出せばごみ出しは終了です。