使わなくなったビデオデッキの処分どうすればいい?
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小型家電リサイクル法の対象?
ご家庭にもう使わなくなってしまったVHSのビデオデッキは眠っていませんか。
DVDやブルーレイが主流となってしまい、2016年にはすべてのメーカーがハードの製造を中止してしまいました。
もう使わない不用品だとわかっていても、捨てるのが面倒でそのままになっていませんか。
押し入れに眠ったままでは、スペースの無駄遣いになるだけで何も生み出しません。
使う予定がないのであれば、思い切って処分することをおすすめします。
家電のリサイクルを推進するために家電リサイクル法というものがありますが、ビデオデッキは家電リサイクル法の対象外です。
しかし、家電リサイクル法対象外であっても、小型家電リサイクル法という別の法律があり、ほとんどの小型家電がこの小型家電リサイクル法の対象品目となっています。
これから処分するとしたら、小型家電リサイクル法に沿った方法で処分しなければならないのでしょうか。
それは自治体によって違います。
大阪では粗大ごみ
大阪では、ビデオデッキはVHSやDVDなどの機種に関係なく粗大ごみとして回収してもらうことができます。
回収ボックスに持って行く必要はなく、粗大ごみ収集受付センターで回収の事前予約をすることが可能です。
コードやビデオテープ、ビデオテープのケースなどは普通ごみとして捨てましょう。
大阪で粗大ごみを処分する時は、まず粗大ごみ収集受付センターに電話をかけ事前予約をします。
電話が混み合っている場合や時間がないという方はFAXを利用することもできます。
FAXで事前予約をすると、粗大ごみ収集受付センターからの返事のFAXで届けられますから捨ててしまわないように注意しましょう。
事前予約が完了すると、オペレーターから受付番号と処理手数料の金額のアナウンスがあります。
手数料分の処理手数料券を購入することで、手数料を支払うことができます。
処理手数料券は裏面がシールになっていますから、受付番号を記入しシールをはがして不用なビデオデッキに見えるように貼りつけましょう。
後は、指定された収集日に、指定された場所に出しておけば、大阪市から委託された作業員が持って行ってくれます。
処理施設に自分で搬入する
粗大ごみ収集受付センターに電話をかけたり、処理手数料券を購入するのは面倒だという方は、直接処理施設に持ち込むこともできます。
回収してもらうよりも手数料が安く済み、急いでいる時もすぐに処分することが可能です。
お住まいの地域ごとに、担当する処理施設が違いますから注意しましょう。
お住まいの地域を担当している処理施設がどこかわからない方は、自治体のホームをチェックしましょう。
処理施設に持ち込む場合は、事前に電話で処理施設に持ち込むことを伝えてください。
普通なら事前連絡をするだけで持ち込むことが可能ですが、大掃除や引っ越しの時期など持ち込む方が多い時期は待たされることがあります。
処理施設に持ち込みたい方は余裕を持って連絡をしましょう。
施設内では多くの車両が行き交っていますから、安全に注意して荷下ろしをしてください。処理施設内での行動は職員の指示に従いましょう。
施設に自分で直接持ち込めば、粗大ごみ処理手数料がかなり安くなります。
処理施設が近くになるのであれば、自分で持ち込んだほうがお得です。
リサイクルする
粗大ごみとして捨ててしまうより、リサイクルできればそのほうが良いと思いませんか。
残念ながらVHSは古い機種であるため、リサイクルショップなどではほとんど取り扱ってもらえません。
ところが、オークションなどではそれなりの価格で落札されています。
それは、まだまだVHSを見たいという需要があるからです。
大量に残っているビデオテープの映像を見たいという方は意外と多く、製造中止になってしまったVHSのビデオデッキを求める方がたくさんいます。
また、海外ではいまだに普通に利用している国や地域もたくさんあります。
捨ててしまうより有効利用したい、できれば買取ってもらいたいとお考えの方はオークションに出品してみましょう。
オークションに出品するのが面倒な方は、専門の買取業者を探してみてください。
インターネットで検索をすれば、古い機種でも買取ってくれる専門の買取業者をすぐに見つけることができるはずです。
専門の買取業者に買取ってもらう場合は、できるだけ高値で売却できるように買取価格を比較検討しましょう。
複数の買取業者を比較することで、わずかでも買取価格を高くすることができるかもしれません。