2017年05月18日更新
- 電気ケトル(3)
大阪では電気ケトルは普通ごみか粗大ごみに
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お湯を沸かすのに便利な電気ケトル
寒い時にすぐにお湯を沸かしたい時に便利な家電が電気ケトルです。
ちょっとコーヒーを飲みたい時やカップめんを食べたい時、スイッチを入れるだけで必要な分だけお湯を沸かすことができます。
スイッチ一つでお湯が沸かせるためついつい頼りがちになってしまいますが、いきなりお湯が沸かせなくなって困ることもあります。
いきなりの不具合に困ることがないように、寿命をしっかり把握して効率よく買い替えましょう。
毎日何度も使うことが多い電気ケトルの寿命はおおよそ2年ほどです。
電気によって熱を発生しお湯を沸かすという構造のため、耐熱の限界が48時間と短くなっているので他の家電より寿命がずっと短くなっています。
大切に使えばもっと長持ちさせることもできますが、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要になります。
定期的に清掃するなどのメンテナンスを行えば、もっと長く使い続けることも可能です。
ただ、メーカーによる補修用部品保管期間が5年となっているため、製造から5年以上経って故障しても修理することができません。
そのため、長持ちしたとしても寿命は5年から8年程度といったところでしょう。
故障して修理もできなければ、不用品として処分するしか仕方がありません。
処分するとしたら、どのような方法で処分すればいいのでしょうか。
基本的には普通ごみとして処分可能
不用品となったステンレスの電気ケトルを捨てる場合、大阪市では普通ごみとして捨てることができます。
ステンレスだから資源ごみなのではないかと思われるかもしれませんが、大阪市では普通ごみとして分別することになっています。
中身が見えるごみ袋に入れ、指定された日にごみ収集場所に出しておきましょう。
普通ごみの収集日は町ごとに違いますから、自分が住んでいる地域のごみ収集日をあらかじめ把握しておきましょう。
大阪市が開発したごみ分別アプリを利用すれば、ごみの分別方法や町ごとのごみ収集日をスマートフォンで簡単に確認することができます。
収集日にきちんとごみ収集場所に出しておけば、大阪市に委託された業者が回収してくれます。
普通ごみなら、かかる手間はごみ袋に入れるだけ、回収してもらうのに費用もかかりません。
粗大ごみになる場合とは?
普通なら普通ごみとして捨てればいい電気ケトルですが、サイズが大きい場合は粗大ごみになる場合もあります。
粗大ごみとして捨てなければならないのは、最大の辺または径が30cm以上のものです。
横幅が30cm以上ある製品はさすがにないでしょうが、高さが30cm以上ある製品はあるかもしれません。
メジャーかものさしを使い、30cmより高いか低いか計ってみましょう。
もし30cm以上なら粗大ごみとして捨てなければなりません。
粗大ごみ収集受付センターに事前に予約をすれば、指定した収集日に指定された場所に出しておけば回収してくれます。
粗大ごみ収集受付センターで事前予約が完了すれば、受付番号と処理手数料を教えてもらうことができます。
教えられた処理手数料分の粗大ごみ処理手数料券を購入し、回収してもらいたいものに貼って指定された場所に出しておけば持って行ってもらえます。
たまに分解すれば普通ごみとして捨てることができると考える方がいますが、電気で発熱する家電をむやみに分解するのはとても危険です。
それにステンレスはとても固い金属なので、少しの圧力をかけたぐらいでは分解することはできません。
手間をかけて無理なことをするよりも、ルールに則って処分したほうがラクに捨てることができるはずです。
手間暇かけて分解して危険な思いをするよりも、ルール通り捨てたほうが安全に捨てることができます。
売却するとしたらどういった方法があるのか
便利で人気の製品ですから、売却することはできないでしょうか。
正常に作動し状態が良いものならリサイクルショップで買取ってくれるかもしれません。
ただ、補修用部品保管期間が5年と短いため、製造年月から5年以内でなければ買取は難しいかもしれません。
正常に作動するものであれば、オークションに出品したほうが高く落札される可能性があります。
もしくは、地元中心の掲示板に投稿すれば、欲しいという人が現れるかもしれません。
ステンレスなら金属として売却できる可能性がありますが、電気ケトル一つ分のわずかな重量を買取ってくれるかどうかは微妙です。
他にまとめて買取ってもらえるものがあれば別ですが、どんなに高値が付きやすい金属でできていたとしても1つだけでは足元を見られてしまうかもしれません。
金属として買取ってもらうとしたら、他の製品などもまとめて持って行くといいでしょう。
業者ごとに得意な金属などが違いますから、買取ってもらう時はステンレスの買取を得意としている業者に持ち込みましょう。