2017年05月18日更新
- 給湯器(8)
不用になった電気給湯器はまず粗大ごみとして処分することを検討してみましょう
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粗大ごみとして引き取ってもらう
スイッチを押せばお湯が出てくる電気給湯器は、毎日の生活に欠かせないアイテムです。
たとえ真夏でも、お湯がでなければ困ることが多いのではないでしょうか。
毎日欠かさず使っているものですが、どれくらいの寿命があるものなのでしょうか。
製品によっても違いがありますが、耐用年数は15年から20年ほどだと言われています。
一般的な家電よりもずっと長寿命ですが、定期的なメンテナンスを行えばもっと長く使うことも可能です。
しかし、設置してから15年以上経過して、どうも使いにくいと感じ始めたなら買い替えることを検討しましょう。
新しく買い替えるとしたら、不用品になった古い電気給湯器はどうやって処分すればいいでしょうか。
大阪で処分するとしたら、まず粗大ごみとして引き取ってもらうことを検討してみてください。
小型家電にあたるのではないかと思われるかもしれませんが、大阪では粗大ごみとして扱われます。
これは多くの自治体も同じように扱っているため、大阪だけ特別というわけではありません。
粗大ごみ収集受付センターに連絡すれば、収集までの段取りを教えてくれます。
取り外しが難しい場合は、販売店やメーカーに問い合わせてみましょう。
リユースを考えてみる
まだ使えるものなら、リユースすることはできないでしょうか。
リユースすることは十分考えられますが、お湯と電気を扱うものであるため中古品を設置したいという方は限られています。
費用と安全性のバランスを考えれば、かなり安くなければ新品を購入したいと思う方のほうが多いはずです。
それでも安ければリユースしたいという方もいますから、新規購入先の販売員に相談してみましょう。
リユースができそうにない場合でも、販売員に相談すれば引き取ってもらえるかもしれません。
電気給湯器は家電リサイクル法の対象ではありませんが、ユーザーが簡単に設置や取り外しができるイメージがないため新規購入先が引き取ってくれることが多いからです。
15年から20年以上の寿命があるわけですから、一度設置すれば15年以上はそのまま使えるということです。
これだけ長持ちする製品なら、取り外した経験があるユーザーはかなりの少数派でしょう。
取り外した経験がないのに、スムーズに取り外せるわけがありません。
そこで新規購入先の販売員に相談するのが、もっとも無難な方法ということになります。
それに、新規購入先にお願いすれば、無料で引き取ってもらえるかもしれません。
内部の内燃機関には貴重な金属が使用されているため、無料で引き取ったとしてもリサイクルすることができればプラスになるからです。
これはまるで家電リサイクル法そのままですが、公的に決められたリサイクル料金などはありませんから手数料などは交渉次第といったところでしょうか。
自分で取り外すのは無理そうだと思われる方は、新規購入先に相談すれば意外とスムーズに行くかもしれません。
販売店次第ですが、無料でやってもらえる可能性もないわけではありません。
買取を考えてみる
電気給湯器の内燃機関の内部には、貴重な金属が使われているため買取ってもらえる可能性もあります。
不用品買取業者に依頼すれば、処分費用が必要なくなるだけでなく、もしかしたらいくらかのお金を手に入れることができるかもしれません。
リユースできなくても買取れば資源のリサイクルができるわけですから、古くても故障していても問題ないということになります。
業者に買取ってもらえれば取り外す手間もかからず、自分で搬出する必要もありません。
すべて業者に任せることができますからラクに処分することができます。
粗大ごみとして処分するよりも、素材ごとに分解して再利用されたほうが地球環境のためにもなるのではないでしょうか。