足元から温めてくれる電気カーペット
足元から暖めてくれる電気カーペットは、冬に大活躍してくれる暖房器具です。
これが1枚あるかどうかで部屋の暖かさがかなり違います。
それほど役立ってくれる暖房器具でも、故障してしまったり好みが変わることで不要になることがあります。
直接床に敷く暖房器具であるため、かなり目立つ存在であることは確かです。
そのため、インテリアに合わせて購入される方も多いのではないでしょうか。
故障だけでなく模様替えや好みの変化などで、買い替えたくなることもあるでしょう。
普通のカーペットと違い、カーペットの生地に電熱線が入っているため裁断して捨てるということもできません。
暖房器具という扱いですから、不用品になってもどうやって捨てればいいのか迷う方も多いでしょう。
電気カーペットが不用になったら、大阪ではどのような処分方法があるのか考えてみましょう。
大阪での分類とは
たとえミニ電気カーペットでも敷物であると同時に小型家電であるため、どのような扱いになるのか判然としません。
他の自治体での扱いとは違うかもしれませんが、大阪では粗大ごみとして回収してもらうことができます。
普通のカーペットも粗大ごみとして扱われるため、同じ扱いと言えなくもありません。
これは6畳未満のミニでも、6畳以上の普通サイズでも同じことです。
ただ、普通のカーペットは裁断すれば普通ごみとしてごみ出しすることもできますが、電熱線が入っているため同じように裁断するのはとても危険です。
面倒かもしれませんが、粗大ごみとして捨てましょう。
本体は粗大ごみとして扱われますが、電気コードは普通ごみとしてることができます。
電気コードが取り外せるタイプなら、電気コードは普通ごみとしてしてましょう。
それなら、電熱線さえ取り除けば、普通ごみとして捨てられるのかと思われるかもしれません。
確かに、電熱線やコードを取り除けば普通の織物になりますから、裁断すれば普通ごみとして捨てられそうに思います。
しかし、生地の中に広がっている電熱線を取り除くのはとても大変です。
誤って電熱線に触れては危険ですから、電熱線を取り除こうと考えるのはやめておいたほうがいいでしょう。
大阪では粗大ごみに分類されますが、他の自治体では小型家電に分類しているところもあります。
小型家電リサイクル法対象商品ですから、家電量販店を中心とした拠点に持って行けばいつでも回収してもらうことができます。
ただし、2畳未満と2畳以上とではリサイクル料金が倍以上違うため、費用を抑えて処分したい方にはあまりおすすめできません。
近くの家電量販店ならすぐに持って行けるという方は多いでしょうが、小型家電リサイクル法に沿って回収してもらうよりも、粗大ごみとして回収してもらったほうがお得です。
それに、粗大ごみの収集場所は自宅から比較的近いことが多いですが、小型家電リサイクル法の拠点は遠いことが多いので運ぶのも大変です。
粗大ごみとして運び出すのも大変なのに、遠くにある拠点まで持って行くのは相当大変でしょう。
それで粗大ごみ処理手数料とリサイクル料金を比べるとかなり違うのですから、拠点に持って行くより粗大ごみとして捨てたいという方が多いのも当然です。
リサイクルはできないのか
趣味が合わなくなったとしても、ちゃんと作動するなら売却できないかと思われるかもしれません。
大阪にはリサイクルショップがたくさんありますし、アプリを使用すればオークションも簡単に参加することができます。
売るための準備は整っているように思われますが、直接肌が触れることもある布製品であるためよほど新しくなければ欲しいという人はあまりいません。
新品未使用なら大いに落札される可能性がありますが、ずっと使ってきた中古品を落札したい人がいるでしょうか。
じかに床に敷くものであるため、汚れや臭いがついてしまうこともあります。
汚れや臭いをよく確認せずにオークションに出品した場合、思わぬトラブルのもとになってしまうことがあります。
せっかく落札されても、後々トラブルになっては対処に苦労しそうです。
オークションに出品するのは、使用年数が短く臭いなどがついていないものだけにしましょう。
元の値段が高いものであれば、あるいは落札されるかもしれません。