その場で捨ててはいけません
近年アウトドアブームで河川敷やキャンプ場などでカセットコンロを使ってバーベキューをしたり、飯盒炊飯やカレーを作ったりと楽しむ方や、ご家庭の庭でバーベキューやヤキソバなどを作りながらガーデンパーティーをされる方も増えています。
カセットタイプはご家庭の備え付けのガステーブルと異なり、基本的に使い切れば使い捨てとなります。
そのため、頻繁にアウトドアをされる方や屋外での食事を楽しんでいる方は使い切ったものを何処にどうやって捨てるかが気になるところです。
もちろんですが、キャンプ場などの外出先で他の生ごみや可燃ごみに混ぜて捨てるのはもちろん、不燃ごみや缶として捨てることもできません。
仮に勝手に捨てるとすれば、そのまま回収されずに放置され環境を悪化させてしまいます。
ましてこっそり河川敷や山の中、キャンプ場に投げ捨てることは不法投棄になりますから、ぜったいに止めましょう。
地域では粗大ごみとしての回収が基本
大阪でカセットコンロを処分したい場合、粗大ごみとして扱われるので、粗大ごみ収集受付センターというところに電話をかけて、収集日を予約する必要があります。
センターから手数料の金額を案内されますので、最寄りのコンビニやスーパーなどの粗大ごみ処理手数料券取扱店にて所定の手数料券を購入しましょう。
そのうえで手数料券を貼って、予約当日の朝9時までに玄関先など回収しやすい場所に出しておきます。
危険や思わぬアクシデントが起きないよう、ガスはすっきり使い切って安全な状態にして出しましょう。
面倒な方は不用品回収業者に依頼
アウトドアを頻繁にするからいつの間にか大量に使い切ったカセットコンロが山積みになってしまった、予約して待つのが面倒、手数料券を買いに行きたくない、1つ1つに貼付するのが面倒と思われる方は、地域の不用品回収業者に依頼する方法もあります。
処分費用は有料となりますが、一括して引き取ってもらうことで納得の費用で回収してもらえるケースも少なくありません。
大量にある場合、地域の粗大ごみでは1つ1つ手数料が発生してしまいます。
1つあたりの手数料は安くても大量にあると費用がかさむ場合もあり、一括して不用品回収業者に有料引き取りを依頼したほうが安くなるケースもあるため、費用が気になる方は事前に見積もりをとって比較してみましょう。
見積もりは無料で行ってくれ、メールや電話を通じた机上見積もりができることもあるので安心です。
キャンプ場に来てもらえることも
人数が多い、何日も宿泊したなどカセットコンロを大量に消費し、キャンプ場から持ち帰るのも大変といった場合には不用品回収業者にキャンプ場まで引き取りに来てもらうという方法もあります。
業者によって回収場所を自宅や事業所などに限定しているケースもありますが、本人確認書類などの提示をすることで場所を問わず回収をしてくれる業者もありますので、自宅まで持ち帰って粗大ごみとして依頼をすることや、改めて不用品回収業者に依頼するのが面倒という方は直接取りに来てもらえるかを交渉してみましょう。
一般廃棄物処理業の許可や産業廃棄物処理業の許可など、正式なライセンスを持つ業者であれば、途中で不法投棄されることもなく、安心して依頼ができます。
ホームページなどで許可番号などを確認できますので、調べてから依頼しましょう。