若い頃に使っていたギター
流行は繰り返すとは言いますが、今の年配の方たちが若かったころにも「バンドブーム」というものがありました。
若い頃に夢中になっていたギターが押し入れにしまわれていることはありませんか?
もしくは、今は住んでいない実家の押し入れや倉庫にボロボロの状態でしまわれているのかもしれません。
確かに若い頃に夢中になっていたギターは思い出の品なのですが、使わないものを収納しておくことは押し入れや倉庫の場所をとってしまいますし、家族から「無駄」や「邪魔」と言われることもあるでしょう。
自分が住んでいない実家にしまってあるとしても、両親も高齢になってきたりして処分が難しくなっていたり、いつまでも置いておかれても困ると思っていたりするかもしれません。
自分にとっては思い出の品かもしれませんが、他の人にとっては「使わないもの」というものは邪魔でしかないのです。
ジャンク品であったりして使用できないものであれば、家族は余計に「早く処分してほしい」と思うでしょう。
家族にとって邪魔になって迷惑だと思わないうちに処分することをオススメします。
大阪でのギターの回収
プレミアがついているようなものでない限り、楽器には価値が殆どありません。
大量生産されているような一般的なものには値段がつきませんし、古いものであれば買取してもらっても無駄足になることが殆どです。
ですので、公的な機関の回収にお願いすることがオススメです。
大阪ではギターは粗大ゴミに分類されます。
粗大ごみを回収してもらうためには、まず「粗大ゴミ収集受付センター」というところに申し込みをすることが必要になります。
基本的には電話での申し込みになり、住所、氏名、電話番号、なにを引き取ってほしいのかを伝えます。
申込は簡単で5分程度で終わるようです。
申込は電話が基本ですが、視覚障害や言語障害のために電話申し込みが困難である場合にはハガキやファックスでの申し込みが可能です。
電話で申し込んでから最短で4日後から回収日を指定できます。
もちろん、こちらから指定できる場合もありますし業者から日時や時間を指定される場合もあります。
1か月先の予約までできますので、自分の予定と合わせて申し込みをしてください。
申し込み後にも手数料の支払いなどもしなければなりませんので、そこまで考えて申し込みをしましょう。
回収には手数料がかかります
大阪では不用品を引き取ってもらうためには手数料が発生します。
と言っても、そこまでの費用がかかるわけではありませんし、自分で持ち込んだりする手間を考えれば大した費用ではありません。
粗大ゴミをセンターに持ち込む場合には平日でなければ対応してくれませんし、社会人ともなれば平日は仕事をしていますから「粗大ゴミを出すため」と言って仕事を休むわけにもいきません。
また、年配の方でセンターに持ち込むことも大変な方や障害をもっている方の場合にも家まで引き取りにきてくれることは大変重宝します。
ギターを引き取ってもらうためには手数料が200円かかります。
しかし、自分で持ち込んだりする手間を考えれば安いものです。
手数料の支払い方法
粗大ゴミを自宅付近や集積所まで引き取りにきてもらうときには手数料がかかりますが、この手数料は「粗大ゴミ処理手数料券」というもので支払います。
この手数料券はコンビニやスーパーマーケット、郵便局で購入することができますので家の近所で手に入れることができます。
センターへの申し込みのあとに必要な手数料券を購入しましょう。
手数料券には種類があり、粗大ゴミの種類によって価格も違います。
ギターの手数料は200円ですので間違えないようにしましょう。
電話で申し込みをしたときに職員の方が教えてくださいますので、しっかりと聞いておき忘れそうなときはメモを残しておくことをオススメします。
手数料の払い戻しはされませんので、本来の手数料より多く払ってもお金が帰ってくることはありませんので注意が必要です。
ギターに手数料券を貼っておく
コンビニやスーパーマーケット、郵便局で購入した手数料券はシールになっています。
この手数料券を処分するものに貼りますが、回収する業者がパッと見てわかりやすいところに貼ることがマナーです。
わかりづらいところに貼ってしまうと、手数料券がどこに貼っているか探す手間がかかってしまいますので、少しでも業者の手間を減らすことも心づかいのひとつです。
そして剥がれないようにシッカリと貼ってください。
もし、業者が来る前に剥がれてしまうと「手数料を支払っていない」と思われてしまい、引き取ってもらえなくなってしまいますので注意が必要です。
お年寄りのためのサービス
大阪では老人だけの世帯や一人暮らしの老人のためのサービスが充実しています。
事前に申し込みをしておけば環境局の職員がゴミの回収にきてくれるのです。
もし予定日に指定の場所にゴミが出ていなかった場合、安否確認の連絡が行ったり市の職員が自宅に様子を見に行くこともあります。
最近では「ゴミ屋敷」と呼ばれてしまうほどに不用品だらけの住宅も存在しますので「ゴミ屋敷」にならないためにも不用品は思い切って処分しましょう。
「必要だ」と思い込んでいても、よく考えると「必要ない」というものは意外と多くあるものです。