バイオリンは粗大ごみ
3/4バイオリンは大人向けのフルサイズに対して3/4サイズにあたり、子供向けでは一番大きめのサイズに当たります。
身長135cm~144cmほどで、首の付け根から手のひらの中心までを測った腕の長さが54cm~58cmほどのお子様に適するサイズです。
お子様の成長は早いので、いよいよ大人サイズに買い替えることになった場合や、うっかり落として損壊してしまったり、不具合が出て修理ができないようなケース、習い事をやめて不用になってしまった場合、子供時代に習っていたときのバイオリンを断捨離で捨てたい場合には大阪市の場合、粗大ごみとなります。
大阪市では最大の辺または径が30cmを超えるものは、普段のごみではなく、粗大ごみとして有料にて個別収集となります。
この点、3/4バイオリンは全長が55.8cmありますので30cmを超え、処分したい場合には粗大ごみとして手続きをとる必要があります。
粗大ごみの収集方法
大阪市で粗大ごみとして処分したい場合には、まず粗大ごみ収集受付センターに電話をかけ、手数料の確認と収集日の予約を行います。
案内された手数料は現金での支払いができないため、近くのコンビニや郵便局などの粗大ごみ処理手数料券取扱店に行って案内された手数料額のシール式の手数料券を購入してきます。
不用品の見えやすい場所に添付して予約した日の朝9時までに家の前に出しておくと、トラックがやってきて勝手に回収していってくれます。
不在でも問題ないので、仕事や学校に出かけてしまってかまいません。
使えるのにもったいない
物理的に損壊したり、長く使わず保管状態が悪くて湿気でカビが生えているといった場合は致し方ないですが、バイオリンは弦が切れても張り替えれば使えますし、身長に合わなくなったり、レッスンを辞めて使わないからと捨ててしまうのはもったいないものです。
弟や妹などお兄ちゃん、お姉ちゃんに続いて習っているお子様がいれば、おさがりにしたり、同じ教室で習っている身長の小さなお子さんが大きくなった際に使ってもらえるよう譲れる方を探すのがおすすめです。
また、継続的に習ううえでフルサイズに買い替えるのであれば、販売店で下取りができないかも確認してみましょう。
もっとも、高級で成長に合わせた買い替えが直ぐに必要となり、上達も難しい楽器なので、習っているお子様はそう多くなく、周りでもらってくれる方を探すのは大変かもしれません。
そこで、楽器の買取も行っている不用品回収業者に買取やリサイクルができないか相談してみましょう。
お子様の成長に合わせて直ぐに買い替えが必要になるので、高価な新品ではなく中古を欲しがっている方も多いので、買取してもらえる可能性があります。
仮に無料の引き取りになったとしても、リサイクルしてもらえるのであれば、まだまだ使えて、素材としても資源の活用ができるので環境貢献にも繋がります。
事業で使用しているなら
バイオリン教室や音楽スクールなどで、お子様の成長に合わせて気軽にレッスンができるようにしたり、手ぶらでもレッスンできるようにしたり、体験レッスン向けに3/4サイズの無償や有償レンタルをしているようなケースで、古くなった物や買い替え、事業閉鎖などの理由で処分したい場合には事業系ごみとなります。
全て木製なら一般廃棄物処理業者ですが、複数素材が使われているので基本的には産業廃棄物処理業の許可を持った業者に有料にて処分を依頼する必要があります。
この場合も不用品回収業者に買取ができないか確認したほうがお得です。
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