大阪市で人形を処分する場合
レトロな人形を集めていたけれど気分や興味が変わって片付けたくなった、亡くなられたご家族がコレクションしていたご遺品や、結婚や就職などで家を巣立ったお子さまが小さな頃に使っていた人形を大量に処分したいという場合、大阪市の地域ごみでは普通ゴミに分類されます。
地域ごとに定められた週に2回ある収集日の午前9時までに中身の見えるごみ袋に入れて出しましょう。
ただし、大きさが30cmを超えるものについては粗大ゴミとなりますので、粗大ごみ収集受付センターに電話をかけて収集日を予約し、1体ごとに所定の粗大ごみ処理手数料券をコンビニなどの粗大ごみ処理手数料券取扱店で購入して添付したうえ、収集日に自宅の前などに出しておく必要があります。
人形供養を利用
もっとも、漫画や小説などの影響やテレビドラマや映画などに感化され、人形を捨てると呪いがあるなどと頭をよぎり、ゴミとして捨てることを躊躇される方もいるかもしれません。
呪いがあるからと言わずとも、可愛い表情をしていたり、思い出のあるものを捨てるのは、ご自身の所有物でなくても抵抗があるものです。
1つの方法としては地域のお寺や神社などで行われているお炊き上げに出すことが考えられます。
規模を問わず、多くのお寺や神社で年に数回や毎月など、地域の方から集められたものをお炊き上げで供養しています。
また、教会などの奉仕活動などを通じて、恵まれない子供たちにプレゼントするなど寄付活動に参加する方法もあります。
供養もしてくれる業者
とはいえ、日頃行ったことがない寄付活動は何だか気が重いという方や、近所にお寺や神社がないという方、お炊き上げで燃やされるのを見るのも辛いといった方は、不用品回収業者に費用を払って処分を依頼する方法もあります。
遺品整理も手掛けている業者の中には、遺品やお品物の種類に合わせて、供養などを提携しているお寺などを通じて行っている業者もありますので、相談してみるのも1つの方法です。
ニーズも高い人形の買取を利用
もっとも、レトロな人形は価値が高いケースもあり、コレクション品として集めているコレクターや骨とう品店なども少なくありません。
リサイクルショップや骨とう品店などに直接訪れて売れるか確認する方法もありますが、売れない場合は手間が無駄になりますし、大量にある場合には持っていくだけでも大変です。
不用品回収業者の中には買取サービスを手掛けているところもあり、さらに骨とう品などの買取にも精通している業者もあります。
こうした業者であれば、レトロな人形の価値も適切に査定してくれ、満足のいく売却が可能となります。
処分費用の負担や廃棄や燃やすといった抵抗のある方法を回避できるとともに、代金が受け取れ、大切にしてくれる人の元へと譲り渡せる最適な方法です。