2017年08月30日更新
- カーナビ(8)
大阪でフルセグのカーナビを処分したいなら
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拠点回収に協力を
新しい機種への買い替えなどカーナビをご自身で取り外して処分したい場合、大阪市内の地域ごみとして出したい場合には拠点回収が基本となります。
拠点回収とは使用済小型家電など貴重な資源であるレアメタルが含まれるものを効率よくリサイクルして、資源の有効活用をしようという取り組みの一環です。
再び使うことができる有限な希少資源を拠点回収を通じてリサイクルすることにより、ゴミの減量と資源の再生利用による循環型社会を目指すことが目的です。
拠点回収ができる使用済小型家電は電池・電気で動き、回収ボックスの投入口から入るサイズにあたる15cm×30cm以内に収まっているものです。
回収ボックスは大阪市役所や各区役所や区役所出張所をはじめ、市内に40ヵ所ある環境事業センターの公共施設に設置されています。
拠点回収を行う際はご自宅から近い設置場所を大阪市のホームページなどから探して、各施設の開庁時間内に持ち込む必要があります。
メダル作成プロジェクトに参加できる
拠点回収されたカーナビは内部からレアメタルなどを取り出し、再び家電製品を作るなどの再利用をされますが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」でも有効活用されます。
小型家電から取り出したリサイクル貴金属を用いてオリンピックのメダルを作るという取り組みで、日本のリサイクルによる循環化社会の取り組みや環境保護などを国際的にアピールする目的と、東京に限らず、全国に住む国民の参加により、循環型社会の構築に資するレガシーを創り出そうというプロジェクトです。
大阪市もこの取り組みに賛同して参加を決めており、拠点回収によるリサイクルへの関心が薄かった方にも、資源の有効活用をアピールする狙いもあります。
拠点回収時の注意
拠点回収にあたっては、電池は取り外してから入れるというルールがあります。
また、フルセグのカーナビに何らかの個人情報を登録されているような場合は、あらかじめご自身でデータを削除してから回収ボックスに入れるようにしましょう。
また、いったん回収ボックスへ入れてしまうと返却はしてもらえないため、本当に廃棄してよいかよく検討してから入れましょう。
たとえば、誰かに譲る、ネットオークションなどで売りたいなどとお考えであれば、売れるかを確認してから最後の手段として拠点回収を利用するのがおすすめです。
拠点回収に持ち込めない場合
拠点回収場所が近くにない、お忙しかったり、ライフスタイルにより、市役所や区役所、環境事業センターなどが開いている時間に持ち込むことが難しいという場合には、地域で週に2回、収集が行われている普通ごみとして出すこともできます。
この場合は収集日の午前9時までに中身の見えるゴミ袋に入れ、地域の指定のゴミ集積所に出しましょう。
また、レアケースですが、サイズが最大の辺が30センチを超える大型の場合は粗大ごみとなります。
粗大ごみの場合は所定の手数料がかかり、大阪市の粗大ごみ収集受付センターに電話をかけて回収日時を予約したうえで自宅の前まで取りに来てもらいます。
なお、普通ごみや粗大ごみの場合は廃棄処理となり、資源のリサイクルは行われません。
まだ使えるなら売るのがお得
交通事故や自損事故などの衝撃で物理的に損壊したり、故障して全く動かないなど使い物にならないケースは別として、フルセグの高性能なカーナビなら誰かが欲しい、使いたいと思うニーズも期待できます。
ネットオークションに出品したり、リサイクルショップや中古車販売店や車のカスタマイズショップ、カー用品店など中古品の取り扱いをしているお店に買取ができないか確認してみるのもおすすめです。
ネットオークションに出品して落札者とやり取りするのが不安であったり、面倒な方や、中古品店に持ち込むのが面倒という方は、買取サービスを手掛ける不用品回収業者に相談しましょう。
出張料や査定料は無料で出張買取をしてくれるので、お忙しい方や来店が面倒という方も便利です。