自走式の車椅子を地域ごみとして処分する場合

障害をお持ちの方やご高齢の方が使っていた車椅子の買い替えや使わなくなって処分したい場合や、交通事故などで一時的に購入して使っていたものの必要がなくなったという場合、大阪市中央区で地域のごみとして廃棄をご希望なら粗大ごみの扱いとなります。
粗大ごみは地域の集積所では回収ができませんので、大阪市の粗大ごみ収集受付センターに電話をかけ、収集してもらう日を予約します。
粗大ごみの収集は個別収集となり、品物の種類ごとに有料となりますので、大阪市内にあるコンビニや郵便局などの粗大ごみ処理手数料券取扱店にて所定の金額の手数料券を購入して、廃棄する製品に貼り付け、収集日の朝9時までに自宅の前に出しておくとトラックが回収をしてくれます。
この際、気を付けなければならないこととして、自走式の場合はバッテリーを取り外さなければなりません。
バッテリーは回収してもらえませんので、購入したお店に処分方法を相談することが必要となります。

まだ使えるなら有効活用を

地域で回収を行う粗大ごみとして捨てる場合、バッテリーは別に処分しなければならないなど手間がかかります。
もし、まだ使えるのであれば、他の方に譲るなど有効活用するのがおすすめです。
近年は高齢化などによってニーズが高まっており、病院などの医療機関や老人ホームなどの福祉施設、旅館やホテル、商業施設などで自由に使える貸し出し用のものが用意されているなど、多くの場所で利用されています。
そういった場所に寄付をするのも1つの方法です。

投資コストの回収を図りたいなら

費用をかけて粗大ごみに出したうえ、バッテリーは別途、処分費用やリサイクル費用、処分するための手間がかかるのが面倒という方や、高いお金を出して購入したのだから投資コストを回収したいと思われるのであれば、買取してもらう方法も考えられます。
寄付も1つの方法ですが、快く受け取ってくれる施設を探すのも手間がかかり、寄付をするための手間や、丁寧にクリーニングをしたり持っていく手間もかかるので、ご高齢者世帯や障害者の方のみでお住まいの世帯などでは大変な作業となってしまいます。
リサイクルショップや福祉機器の専門店に買取をしてもらう方法もありますが、便利なのは出張による買取サービスです。

出張査定で楽々

リサイクルショップや福祉用具などの販売店や中古ショップ、レンタル店で買取をしてくれることもありますが、そこまで行く手間を考えると、便利なのは不用品回収業者に相談することです。
自宅まで来てくれてその場で査定を行い、値段がつくかを確認してくれます。
提示された査定額に納得がいけば、その場で売買契約ができ、車椅子と交換に代金を受け取ることができます。
即日現金払いになるので安心して取引ができ、出張料や査定料、引取り費用や移送料などは通常かからないため、コストもかからずスムーズに売却ができます。

お値段がつかないときには

査定をしてもらって残念ながらお値段がつかないなら、いくつかの選択肢の中から最も有利か、最も便利と思われる方法を選択しましょう。
不用品回収業者の中には車椅子そのものとしてはお値段がつかなくても、バッテリだけは使える、車椅子の部品や素材をリサイクルできるなどの理由から無料で回収してくれることもあります。
無料であれば、地域の粗大ごみに出すよりコスト負担が抑えられるので、お願いするとお得です。
ご自身で自宅の前まで運び出す必要もなくなり、バッテリーを取り外して別途処分する手間も省けるので、任せて安心で便利です。
有料の処分となってしまう場合でも、バッテリーも含めて一括して引き取ってもらえますから、地域の粗大ごみに出したうえで、バッテリーを別途処分するより、手間や費用が抑えられることもあります。
ご自身のニーズに応じて、有利で便利な方法を選択しましょう。