2017年08月30日更新
- キックボード(4)
イベント会場や広い敷地の移動に便利な電動キックボード
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密かに人気が高まりつつある電動キックボード
キックボードは子どもの遊び道具というイメージがありますが、電動モーターが内蔵されているタイプは大人の乗り物としても十分活躍してくれます。
イベント会場や広い敷地内の移動に大活躍してくれるでしょう。
そのままでは公道を走ることはできませんが、自宅の敷地内や駐車場などなら利用することができます。
大阪にも畑が広がっている地域もありますから、あぜ道などの移動には便利なのではないでしょうか。
前照灯、番号灯、方向指示器などをつければ公道でも走ることができます。
かなり本格的な感じになりますが、電動キックボードは原付やスクーターと同じ扱いになるため、公道を走るためには仕方がないことです。
移動に活躍してくれていても、寿命が来ればいつ壊れても仕方がありません。
故障してしまったり飽きてしまったとしたら、どのように処分すればいいのでしょうか。
二輪車リサイクル
原付やスクーターと同じ扱いなら、二輪車リサイクルシステムが利用できるのではないかと思われるかもしれません。
原付やスクーターなら二輪車リサイクルシステムを活用することが可能ですが、電動キックボードは対象外のため引取りを依頼することはできません。
二輪車リサイクルシステムを活用できるのは、このリサイクルシステムに参加しているメーカーか輸入業者が販売している二輪車に限ります。
現状参加しているのは16社のみです。
そのなかには、キックボードを扱っている企業はありません。
そのため、二輪車リサイクルシステムを利用することはできません。
大阪では粗大ごみ
原付の場合、大阪では販売店か二輪車リサイクルシステムのコールセンターに連絡するように推奨されています。
しかし、上記にご紹介した通り二輪車リサイクルシステムを活用することはできません。
そこで、通常の廃棄物に準じて処分方法を考える必要があります。
大阪では、最大の辺または径が30センチ以上のものは粗大ごみとして処分することになっています。
このルールに則って処分するとしたら、よほど小さなサイズのもの以外は粗大ごみとして処分しなければならないことになります。
たとえ折りたたんだとしても、30センチ以下のサイズになることはないのではないでしょうか。
処分するとしたら、粗大ごみとして引取ってもらいましょう。
その際、バッテリーは取り外し、わかりやすい場所に括り付けて出しましょう。
普通ごみにするには
最大の辺または径が30センチ以上なら粗大ごみになりますが、それ以下なら普通ごみとして引取ってもらうことができます。
もともと自転車よりコンパクトにできていますから、分解すれば30センチ以下にすることができるかもしれません。
30センチ以下にできれば普通ごみとして処分することができます。
工具などを使えばもっとコンパクトにすることは可能ですが、電気で動く製品を分解するのは非常に危険です。
木材のように気軽に切断することができませんから、知識がない方が無理に分解することはおすすめできません。
手数料がかかったとしても、粗大ごみとして引取ってもらったほうが安心です。
まだ使えるものは買取に
人気の製品だけに、まだ使用できるものなら買取ってもらうことも可能です。
リサイクルショップや買取店などに持ち込めば、かなり良い値段で買取ってもらえるかもしれません。
できるだけ高く買取ってもらいたいとお考えなら、オークションやフリマを活用するという方法もあります。
オークションやフリマなら、中間に誰も入らないためリサイクルショップなどより高値で落札されることもあります。
写真や説明文などをアップする必要がありますが、それが面倒でない方なら高値落札を目指すことも可能です。
説明文はできるだけ丁寧に、誰が読んでもわかりやすい文章を心がけましょう。
傷などがある場合は、きちんと説明しておくことをおすすめします。
きちんとした説明があれば、傷があったとしてもトラブルなく取引をすることは可能です。
発展途上国に寄付する
最近では、キックボードを発展途上国の子供たちにプレゼントする活動を行っているNGOが増えています。
自動車はかなり高価であるため庶民には手が出ないため、移動手段はもっぱら徒歩という国が数多くあります。
また、学校に通うために何キロも歩く子どもたちも少なくありません。
その子どもたちの移動手段として役立つため、寄付を募るNGOが増えているのです。
もしまだ使えて寄付しても良いとお考えなら、寄付を募っているNGOに引取ってもらってはいかがでしょうか。
不用になったものがどこかの国の誰かのために役立つかもしれません。