スマホは便利でも電話機は必需品
1人1台ずつスマートフォンを持つのが当たり前の世の中になりました。
情報を追いたいということで、1人1台どころかスマートフォンを2台、3台と持っている方も少なくありません。
スマートフォンを持っていれば通話に支障が出ることはありませんが、それでも自宅には電話機があるという方も少なくないのではないでしょうか。
有線で繋がっていることでいざという時にすぐ連絡でき、銀行の融資やクレジットカードなどに審査を受ける時に固定電話があったほうが有利であることは広く知られています。
そのため、いつもの相手との通話はスマートフォンを利用しているけれど、自宅にも固定電話があったほうがいいとお考えの方は多いようです。
しかし、いつまでも同じものを使い続けることはできません。
不用になった時はどのように捨てればいいのでしょうか。
もし、大阪で捨てるとしたらどこに依頼すればいいのでしょうか。
捨てる前に注意したいこと
捨てる前に注意しておきたいことがあります。
最近の電話機には電話番号の登録機能がありますが、消去せずに捨ててしまうのは危険です。
よくかける電話番号を登録しておくととても便利ですが、捨てる時に消去を忘れてしまう方が多いようです。
最近は、プライバシー保護の問題から、電話帳に電話番号を載せていないお宅も増えてきました。
もし、捨てる時に登録した電話番号を消去していなかったとしたら、何かの拍子に漏えいしてしまうかもしれません。
どのようなことで漏えいするかわからないのですから、捨ててしまう前にきちんと消去しておきましょう。
そして、忘れないうちに必要な電話番号を控えておくことです。
短縮ダイヤルばかり使っていると、どうしても電話番号を記憶するのが面倒になってしまいます。
電話番号を消去したのはいいけれど、忘れてしまったということがないようにメモ等に控えておきましょう。
小型家電リサイクル法
小型家電リサイクル法が施行されたことにより、電話機や子機はともにごみではなくリサイクルすべき再生可能な資源とみなされるようになりました。
大阪でもそれは同じことです。
再生可能な資源は都市鉱山と呼ばれ、循環型社会を目指すためにぜひ活用することが求められるようになりました。
不用になったにもかかわらず家にそのまま眠らせておく方が多く、これでは資源を再生することができません。
使用済小型家電をリサイクルしやすくするために、大阪では多くの主要拠点に回収ボックスを設置しています。
使わなくなった小型家電は、このボックスに投入することで回収してもらうことができます。
手数料などはまったく必要ありませんから、不用なものはどんどん持って行きましょう。
回収ボックスの設置場所
回収ボックスは、区役所や区役所出張所、市役所、環境事業センターなどの公共施設に設置されています。
それだけでなく、多くの方が立ち寄るスーパーマーケットやコンビニエンスストア、図書館といった場所にも設置されています。
区役所や市役所は遠くて持って行くのが面倒という方でも、いつもお買い物をしているスーパーマーケットやコンビニエンスストアなら持って行きやすいのではないでしょうか。
捨てるために手数料などは一切必要ありませんから、気軽に捨てることができるのではないでしょうか。
回収ボックスで回収してもらえない時も
リサイクル可能な小型家電であれば何でも投入することができますが、投入できない場合もあります。
大阪の規定では、ボックスの投入口に入らないものは回収しないことになっています。
ボックスの投入口のサイズは15cm×30cmですから、15cm×30cm以上のものは投入することができません。
もし、投入口から入れることができない場合は他の方法を考える必要があります。
15cm×30cmの投入口なら、子機であれば十分投入することが可能なサイズです。
しかし、電話機の場合は難しいかもしれません。
最近は多機能なものが増え、FAX機能付きのものまであります。
多機能になればサイズも大きくなりがちですから、もしかしたら投入口から入れることができないケースも多いかもしれません。
もし、投入口から入れることができなかったとしたらどうすればいいのでしょうか。
電話機は売却することもできる
ボックスで回収してもらうことができない場合でも、電話機なら処分するのはそれほど大変なことではありません。
まだ使えるものなら売却することが可能です。
売却する場合は、個人情報を残さないように注意しましょう。
捨てる時と同じように電話番号はすべて消去することをおすすめします。
そして、購入した時の付属品や箱などがあれば、すべてそろえておくことをおすすめします。
付属品や取扱説明書のあるなしで買取価格がずいぶん違ってくることもありますから、残っているのであれば付属品はすべて揃えておきましょう。
売却することで不用なものを処分することができ、いくらかのお金を手にすることもできます。