液晶ディスプレーの不用品はごみではない?
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液晶ディスプレーの買い替え時期
仕事にプライベートにと長年使ってきた液晶ディスプレーがどうにも不調だとお嘆きではありませんか。
パソコンと比べて突然壊れることは非常に少ないものの、まったくトラブルが起こらないわけではありません。
突然画面が付かなくなったり、ついたり消えたりすることもあります。
そのようなトラブルが起こった時は、まずパソコンの電源が付いているかどうか確かめましょう。
電源が入っているのに画面に何も映らないこともあります。
パソコンの電源を入れたなら、起動音がするかどうか確かめてみてください。
起動音がして確かにパソコンが起動しているのに画面に何も映らない時は、液晶ディスプレーのトラブルと判断して間違いありません。
パソコンを起動した時、メーカーのロゴがついたり消えたりし始めたなら、そろそろ買い替え時だと考えていいでしょう。
資源有効利用促進法
故障やトラブルで不用品になった液晶ディスプレーは、どのように処分すればいいのでしょうか。
大阪の自治体に粗大ごみとして引取ってもらえばいいのでしょうか、それとも他の方法があるのでしょうか。
以前なら、自治体が引取ってくれていましたが、資源有効利用促進法が施行されてから、ごみではなく再資源化が可能な資源と判断されるようになりました。
そのため、自治体に粗大ごみとして引取ってもらうことができなくなりました。
これは大阪でも同じことです。
ごみではなく資源として扱わなければなりません。
再資源化はメーカーの責任で行われるため、特別な場合を除きユーザーが費用を負担することはありません。
ただし、資源有効利用促進法が施行される前に購入した製品やメーカーが存在しない場合は再資源化のための費用はユーザーが負担しなければなりません。
施行以降に販売された製品にはPCリサイクルマークがつけられていますから、PCリサイクルマークを確認すれば施行前に買ったものか施行後に買ったものかすぐに判断することができます。
メーカーに引取ってもらう
メーカーに引取ってもらう方法はとても簡単です。
まず、一般社団法人パソコン3R推進協会のサイトにアクセスし、トップページでメーカー名を探してみましょう。
メーカー名が見つかったなら、そのメーカー名を連絡先を確認することができます。
メーカーのサイトから申し込むか電話で申し込めば、引取り依頼は完了します。
エコゆうパック伝票が届いたなら、その伝票を使ってメーカーに送付すればいいだけです。
厳重に梱包しなくても、破れない程度に梱包すれば大丈夫です。
そのまま郵便局に持ち込むか、集荷を依頼すればメーカーに届けてくれます。
メーカー名が見つからない場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会に連絡して引取ってもらいましょう。
この場合は、処分のための費用を負担しなければなりません。
PCリサイクルマークがついていない場合も、メーカーに連絡を取った後、回収再資源化料金を支払うことを持って申込みが完了になります。
メーカーや一般社団法人パソコン3R推進協会に送られた液晶ディスプレーは、再資源化センターに送られきちんと再資源化されますから安心してください。
リサイクル業者を利用すると手軽
もっと手軽に処分されたい方は、リサイクル業者を利用する方法もあります。
リサイクル業者といっても、買取ってくれる業者もあれば、無料で回収を行っている業者や有料で回収を行っている業者もあります。
不用品だったとしても、価値があると判断されるとうれしいものです。
できれば買取ってくれる業者に依頼することをおすすめします。
それが難しい場合は、無料で回収を行ってくれる業者を利用しましょう。
買取や無料回収を行うことができるのは、業者がリセールをするつもりだからです。
再び商品としてリセールすることができれば、買取や無料回収を行ったとしても採算が合います。
ユーザーとしても安心して任せることができるでしょう。
どうしても買取や無料回収ができない場合は、有料で回収してもらうしかありません。
どちらの業者を利用するにしても、きちんと必要な許可を得ている業者を選びましょう。