設置型の食器洗い乾燥機が不要になった時

いまでは共働きの家庭も当たり前になり、女性が仕事と家事や育児を両立するために日ごろの家事の手間を省ける家電製品も多く誕生しました。 その中のひとつが、食器洗い乾燥機です。 その名の通り、食事が終わった後の食器を自動で洗って、乾燥までしてくれる家電です。 また、次の使う場合も乾燥が終わったものから取り出して使う事ができるので、特に大人数の家族の食器を洗う手間や食器を収納する手間も省けます。 そして、食器洗い乾燥機は今はビルトイン型だけでなく、後付けのできるものや、一人暮らし用、夫婦用などの容量の小さい物も発売されており、幅広い年齢層や人数の世帯に愛用されている家電です。 ただ、賃貸物件に今住んでいてマンションや建売住居を購入したとき、食器洗い機がビルトインで標準設備に含まれていたため、今の食器洗い機が不要になるといった事も出てきます。 こういった電化製品は通常ゴミのように気軽に捨てることができないため、前もって処分方法について知っておかなければいけません。 ここでは、食器洗い機の処分方法について説明します。

1.「自治体」の回収に依頼

食器洗い乾燥機は、もちろんそのまま出すことはできません。 指定のごみ捨て場にそのまま出したり、店舗のごみ捨て場に置いてくる事は、不法投棄となります。 しっかりと処分方法を調べて、適切な方法で処分を行うようにしましょう。 自治体によって異なる事が多いですが、多くの場合食器洗い機を処分する際には有料になります。 主な方法としては自治体のクリーンセンターや、粗大ごみや家電製品の回収を行っている部署へ希望日時を連絡し、指定の場所に指定の店舗で購入した自治体の台紙を貼り付け上で出しておき、回収してもらう方法です。 この方法が一番一般的な方法になりますが、自治体によっては指定のごみ回収が数か月に一度だけで、なかなか不要になったものを出せなかったり、食器洗い機は重量もあるため、外への搬出が大変、といったデメリットもあります。

2.「買取業者」に依頼

次に、家電の買取を行っている業者へ依頼する方法です。 こちらは、回収と違って買取のため、費用が掛からない事に加えて意外な高額査定がつく事もあります。 また、外への搬出が不要な場合も多いため、買取の依頼をするだけで当日まで何の手間もかからない、といったメリットがあります。 外への搬出が難しい小さな子供のいる家庭や、高齢者だけの家庭でも利用しやすい、という点もあります。 デメリットとしては、出張費用が掛かる場合がある事や、買取の対象外であることもある事です。 せっかく依頼していても型が古かったり、家電の買取対象品目の中に食器洗い乾燥機が含まれていなかった、という可能性もあります。 また、比較的新しい機種の食器洗い乾燥器でも、脱水ホースなどの付属品がない場合や、マニュアルや保証書を紛失している場合でも買取を断れる事があります。 必ずホームページなどで買取対象品目を確認した上で依頼をしましょう。

3.「不用品回収」に依頼

最後に、ほぼ確実に処分できる方法として、多くの人に利用されているのが不用品回収業者への依頼です。 こちらは、希望の日時を伝えればそのまま回収を行ってくれることがほとんどなので、急な引っ越しや転勤などで、期日までに不用品をすぐに処分した場合などはとても便利です。 不用品回収業者は、回収に対応しているエリアを設定している事が多いため、例えば大阪に住んでいる場合は大阪の市や区名まで入れて、回収業者を探すようにしましょう。 近くにある回収業者でも、隣の市や区までしか対象エリアに含まれない、という事もありますので、確実に対応可能な回収業者を探しましょう。